流通の“目詰まり”解消のはずが… 政府のシンナー直販制度「買おうと思えない」 県内業者から悲鳴、価格は従来の約2倍以上
福井放送(FBC)などが報じた内容によると、中東情勢の悪化に伴う原油・ナフサの流通悪化により、全国的に塗装用シンナーの深刻な供給不足が続いています。
これを受けて政府が打ち出した「直販制度」と、それに対する現場の状況は以下の通りです。
報道された主な内容
- 政府の「直販制度」とは:流通の目詰まりを解消するため、卸売業者を通さず、メーカーから直接工務店などの事業者がシンナーを購入できる仕組みとして2026年6月23日から始まりました。
- 価格の乖離:これまでは1缶あたり約6,000円程度だったシンナーですが、この直販制度での価格は1缶あたり1万3,500円に設定されています。
- 現場の悲鳴:従来の2倍以上の価格設定となっているため、中小企業や個人経営の多い福井県内の塗装業者らからは「(高すぎて)買おうと思えない」といった戸惑いや悲鳴が上がっています。
政府は経済産業省を通じて石油化学メーカーに安定供給の緊急要請を行うなど対策に乗り出していますが、価格面やその他の部材(養生材や下塗り材など)の不足も重なり、現場の悩みや実態とは依然としてギャップが生じているのが現状です。
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