洗剤を飲んでしまったらの対処法とNGな事
洗剤を飲んでしまった場合は、吐かせずに、すぐに口をすすいで水や牛乳を飲ませてください。
状況に応じて、ただちに医療機関を受診するか、救急車(119番)を呼んでください。具体的な対処法とやってはいけないことは以下の通りです。
応急処置として「やること」
- 口をすすぐ: 口の中に残っている洗剤を吐き出させ、水でよくすすいでください。
- 水や牛乳を飲ませる: 胃の中の洗剤を希釈し、粘膜を保護するために水または牛乳を120〜240ml程度(コップ1〜2杯)飲ませてください。牛乳のほうが胃の粘膜を保護する効果が高いため、あれば牛乳が推奨されます。
- 製品の容器を確認する: 病院を受診する際や、専門機関に連絡する際に必要なため、飲んでしまった洗剤のボトルやパッケージを手元に確保してください。
絶対に「やってはいけないこと」
- 無理に吐かせない: 無理に吐かせると、洗剤が気管に入って窒息や肺炎を起こしたり、吐瀉物が食道を再び傷つけたりする危険があります。
- 「中和」しようとしない: 酸性の洗剤に対してアルカリ性のものを飲ませる、といった中和行為は、体内で発熱を伴う化学反応を起こす可能性があり大変危険です。
- 意識がない・けいれんしている時は飲ませない: 意識がはっきりしていない場合は、水分が気管に入ってしまうため、何も飲ませてはいけません。
受診の目安と連絡先
通常の台所用中性洗剤をほんの少量(なめた程度)で、本人が元気な場合は様子を見ても大丈夫なことが多いですが、塩素系漂白剤、トイレ用洗剤、パイプクリーナー、洗濯用ジェルボールなどを飲んだ場合は非常に危険です。すぐに受診してください。
💡 判断に迷ったら(日本中毒情報センター)
- 大阪(365日 24時間対応): 072-727-2499
- つくば(365日 9:00〜21:00): 029-852-9999
※意識がない、呼吸が苦しそう、激しく痛がるなどの場合は、一刻を争うためすぐに119番で救急車を呼んでください。
特に中毒原因物質の特定は重要ですので、できれば商品等を手元にお持ちの上、お電話下さい。
下記項目などをお尋ねいたします
- 患者の氏名、年齢、体重、性別
- 連絡者と患者との関係、連絡者の電話番号
- 中毒原因物質(正確な商品名、会社名、用途)
- 中毒事故の発生状況(摂取量、摂取経路、発生時刻)
- 患者の状態
なお、ご相談によっては、その後のご様子をうかがうため、後日、確認のお電話をすることがございます。 (全てのご相談にご連絡するわけではありません。)
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