人気レッサーパンダの風太が23歳 子孫は80頭に 千葉
背筋を伸ばして後ろ足で立ち上がる姿で人気を集めた、千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太」が5日、人間で言えば100歳を超えると推定される23歳を迎え、集まったファンが誕生日を祝いました。
誕生日の5日、千葉市動物公園にはおよそ500人のファンなどが集まり、風太の体調などを考慮して飼育部屋と園内に設けられたモニターを中継でつなぐ形で誕生日会が行われました。
動物公園によりますと、23歳の風太は人間で言えば100歳を超えていると推定され、現在、飼育されているレッサーパンダの中で世界最高齢だということです。
この日は風太の展示は行われない予定でしたがー
体調がよかったことからセレモニーのあと、展示エリアでファンの前に姿を現し、端から端までゆっくり歩いて多くの人を楽しませていました。
風太は10頭の子どもをもうけ、孫やひ孫、やしゃごを含め子孫は80頭にのぼり、全国や海外にも広がりました。
2006年に風太とメスの「チィチィ」との間に双子が誕生し、そのあとも立て続けに風太の子どもが生まれました。
このうち7頭は北海道や鹿児島県などの動物園に移され、国内でのレッサーパンダの繁殖に貢献しました。
レッサーパンダの個体情報を管理している静岡市の日本平動物園によると、現在国内で飼育されているレッサーパンダの5分の1が風太の子孫だということです。
また、野生のレッサーパンダは環境破壊などの影響で絶滅の危機にあるとされていて、風太の息子の「コウタ」は2014年に南米のチリに、孫の「ミライ」が2023年に台湾に送られ、種を保存するうえで重要な役割を果たしているということです。
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