長時間の津波注意報が発表されました。
本日(6月8日)午前、フィリピン付近で発生したマグニチュード8.2の巨大地震の影響で、太平洋沿岸を中心に広い範囲で津波注意報が発表されていました。
夕方17時前にすべての津波注意報は解除されましたが、「長時間の津波注意報」には、遠地地震(海外の地震)ならではの特徴や注意点があります。
遠隔地からの津波が長引く理由
1. 波の周期が非常に長い
遠く離れた海で発生した津波は、一つの波の周期(波の山から次の山まで)が1時間近くに及ぶことがあります。そのため、何度も押し寄せたり引いたりを繰り返し、高い状態がなかなか収まりません。
2. 半日〜1日以上続くことも
専門家の解説でも、今回のようなケースでは「半日から1日程度は注意が必要」とされています。第一波よりも、第二波・第三波、あるいは数時間経ってからの方が高くなるというケースは珍しくありません。
注意報・警報が長引くときのポイント
- 解除されるまでは海に近づかない: 見た目で「もう波が引いた、収まった」ように見えても、周期が長いため、忘れた頃に再び大きな波が押し寄せることがあります。
- 潮位の変化に注意: 津波注意報の基準は「予想される高さ1m(0.2m〜1m)」ですが、海の中では非常に強い引き波・押し波が発生しています。海水浴や磯釣り、漁作業などは、解除のアナウンスがあるまで完全に控える必要があります。
今回は無事にすべて解除となりましたが、遠くの地震による津波は「じわじわと、非常に長く続く」という性質を知っておくと、いざという時の冷静な判断につながります。
コメント