警戒レベル4が出たら避難所や安全な所に避難してください
気象情報の「警戒レベル4(避難指示など)」が発令された際、実際に自治体の指定避難所など(自宅外)へ避難する人の割合は、災害の規模や地域によって大きく異なりますが、おおむね数%〜20%程度にとどまることが多いという調査結果が出ています。
「全員避難」という定義ではあるものの、実際には全員が避難所へ移動しているわけではありません。具体的なデータやその内訳は以下の通りです。
実際の避難率の目安
- 通常の風水害時:約 0.5% 〜 5% 大雨などで避難指示が出ても、実際に指定避難所へ足を運ぶ人はごくわずか(100人中数人程度)というケースが珍しくありません。
- 大規模な台風や過去に被災経験のある地域:約 15% 〜 20% 2019年の東日本台風(台風19号)のような超大型台風の際や、防災意識の高い地域での民間調査(三井住友海上などのアンケート)では、自宅外へ避難したと答えた人が 16.9% だったというデータもあります。
なぜ「全員」ではないのか?
警戒レベル4の「全員避難」には、実は**「避難所に行くことだけが避難ではない」**という定義が含まれています。
- 垂直避難(安全な自宅にとどまる) 「頑丈なマンションの上層階に住んでいる」「周囲に土砂災害の危険がない」という場合、自宅の2階以上に移動する「垂直避難」も立派な避難行動とされています。そのため、移動しない人がすべて逃げ遅れているわけではありません。
- 分散避難 指定避難所ではなく、安全な場所にある「親戚・知人の家」や「ホテル」に避難している人も一定数存在します。これらは自治体の避難所利用者数にはカウントされません。
- 「自分は大丈夫」という心理(正常性バイアス) 「今まで大丈夫だったから」「まだ雨がそこまで激しくないから」と、避難を見送ってしまう心理的要因も影響しています。
⚠️ ポイント
警戒レベル4は**「危険な場所にいる人は全員避難」**のタイミングです。もしご自身のいる場所がハザードマップで浸水や土砂災害の危険エリアに指定されている場合は、周囲の避難率にかかわらず、速やかに安全な場所(避難所や安全な知人宅など)へ移動してください。
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