美輪明宏 死去
ヒット曲「ヨイトマケの唄」や舞台「黒蜥蜴」などで知られる歌手で俳優の美輪明宏(みわ・あきひろ 本名丸山明宏=まるやま・あきひろ)さんが老衰のため6月20日に死去した。91歳だった。所属事務所が28日、発表した。通夜、告別式は本人の意向で近親者だけで既に行われた。お別れの会やしのぶ会の予定はない。
所属事務所によると、亡くなったのは6月20日午前9時30分。この一年は、高齢のため仕事をセーブし、体力の回復に努めていた。約3カ月前に体調を崩してからは自宅で静養を続けていた。
最期は家人に「ありがとう」と一言感謝の言葉を伝え、静かに目を閉じた。「まさに眠るように天に召されました」(関係者)。
NHK紅白歌合戦には計4回出場。2012年に「ヨイトマケの唄」、13年に「ふるさとの空の下で」、14年に「愛の賛歌」、15年に「ヨイトマケの唄」を歌った。
俳優としても活躍。67年、歌人の寺山修司さんが主宰する劇団「天井桟敷」旗揚げ公演に参加し、その後も舞台「毛皮のマリー」「黒蜥蜴」などに主演。97年、舞台「双頭の鷲」の再演で読売演劇大賞優秀賞を受賞した。
宮崎駿監督のアニメ映画「ハウルの動く城」(2004年公開)の荒地の魔女役や、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(14年)のナレーションなどでも話題を呼んだ。
2005年から09年までテレビ朝日のトーク番組「国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉」に出演し、スピリチュアルブームの火つけ役を担った。
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