同窓会でざわつく「厚生年金」…男性平均16.9万、では女性は?50歳から見方を変える《ねんきん定期便》
いわゆる「団塊ジュニア世代」である筆者。最近、同窓会や女子会などに参加すると、話題の変化に驚かされます。
かつては仕事や子どもの進学といったテーマが中心でしたが、50歳を過ぎた今、集まれば「親の介護」と「自分たちの年金」の話題で持ちきりになることも少なくありません。
「私たちは将来、いくら年金をもらえるのだろうか」
「現在の生活水準を、老後も維持できるのだろうか」
そんな切実な不安を口にする友人も多くいます。
●国民年金(老齢基礎年金)の平均月額
・全体…5万9310円(男性…6万1595円、女性…5万7582円)
国民年金は納付した期間に応じて給付額が決まるため、性別や現役時代の収入による大きな差は生じません。
●厚生年金保険(第1号)・平均月額
・男女全体平均:15万289円
厚生年金の場合、現役時代の「収入」と「加入期間」に応じた保険料を納付するため、老後の受給額には大きな差が生まれます。現在のシニア世代の受給額分布を男女別に比較してみましょう。
●男女別:厚生年金保険(第1号)
厚生年金保険(第1号) 男性
・平均年金月額:16万9967円
受給額分布:男性(計:1067万9944人)
・〜5万円未満:6万6039人(0.6%)
・5万〜10万円未満:92万3911人(8.7%)
・10万〜15万円未満:233万8996人(21.9%)
・15万〜20万円未満:441万4218人(41.3%)
・20万〜25万円未満:257万8659人(24.1%)
・25万〜30万円未満:33万9320人(3.2%)
・30万円以上:1万8801人(0.2%)
男性のボリュームゾーンは「15万〜20万円未満」で、男性全体の約4割がこの受給額帯に収まっています。
一方で、女性の受給額事情はどのようになっているのでしょうか。
厚生年金保険(第1号) 女性
・平均年金月額:11万1413円
受給額分布:女性(計:540万5752人)
・〜5万円未満:17万1796人(3.2%)
・5万〜10万円未満:189万2228人(35.0%)
・10万〜15万円未満:267万7242人(49.5%)
・15万〜20万円未満:57万3593人(10.6%)
・20万〜25万円未満:8万3738人(1.5%)
・25万〜30万円未満:6673人(0.1%)
・30万円以上:482人(0.01%)
女性の場合、約半数(49.5%)が「10万〜15万円未満」の受給額帯に集中しています。
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